「R-1グランプリ2022」で見事優勝を果たした、お見送り芸人しんいちさん。優勝が決まった際には、人目をはばかることなく、崩れ落ちるように声を上げて大号泣していました。
しかし、この号泣が「嘘泣きではないか」と疑われているようです。
一体どういうことなのか、真相を確かめていきたいと思います!
お見送り芸人しんいちの嘘泣き疑惑とは?
嘘泣き疑惑ですが、実際にどのような声が挙がっているのでしょうか。
どうやら本当に号泣したのか、怪しまれているようですね。
そもそも、なぜ嘘泣きと言われているのでしょうか。
R-1ファイナリストから疑惑噴出!?
調べてみたところ、芸人たちからも様々な意見があるようです。
まず一人目は、「R-1グランプリ2022」ファイナリストの吉住さんです。
吉住さんが3月10日の「大竹まこと ゴールデンラジオ!」(文化放送)に生出演した際、お見送り芸人しんいちさんの”嘘泣き疑惑”についてコメントしていました。
「R-1」を振り返り、パーソナリティーの大竹まことが熱戦を繰り広げた芸人たちをねぎらったうえで、「でも、あいつ(お見送り芸人しんいち)があんなに泣くとは思わなかったよ」と語ると、即座に「あ。ただそれがですね…」と物申した吉住。「ファイナリストみんなで見ていたんですけど、あれ泣いてないです!」と笑いながら断言し、「これは本当にみんなが言ってたんです。『R-1』が終わった後っていろんなアフタートークとか、ライブに結構みんなで回るんですけど、みんな『え、あれってさ、泣いてた?』ってなって」と言及した。
https://www.sponichi.co.jp/entertainment/news/2022/03/10/kiji/20220310s00041000382000c.html
続いて二人目は、「R-1グランプリ2022」ファイナリストである、金の国・渡部おにぎりさんです。
金の国・渡部おにぎりさんが、3月7日深夜に生配信された『スピードワゴンの月曜The NIGHT #265~R-1振り返りSP~』(ABEMA SPECIALチャンネル)に出演した際にも、”嘘泣き疑惑”の話が出ていました。
(以下、引用)
そんななか金の国・渡部おにぎりが、優勝した時の号泣を蒸し返して「しんいちさん、マジで泣いてたんですか?」と追及した。相方の桃沢健輔が『R-1』を観覧席の後ろの方で見ており、「最後のしんいちさんって泣いてた?」と聞いてきたそうだ。
https://article.yahoo.co.jp/detail/dba2b139e2bca1444a4a93705f9e51a9d11ee388
お見送り芸人しんいちさんと同じく、「R-1グランプリ2022」決勝に出場した芸人たちからも「嘘泣きなのでは?」と疑われているようですね。
もちろん芸人同士ですから、優勝したことを面白おかしく笑いに変えようとした発言の可能性もあります。
お見送り芸人しんいちの号泣は演出なのか?
少なからず”嘘泣き疑惑”はあるようですが、優勝が決まった際に号泣してしまったのは、本人の演出だったのでしょうか?
演出だと言われる理由
どうやら、お見送り芸人しんいちさんは、涙もろい一面があるようです。
実は「R-1グランプリ2022」ファイナリストに決まった時にも、目頭を押さえていました。
所属事務所の『グレープカンパニー』公式Twitterでも紹介されています。
こちらのツイートに記載のあった下記の動画を確認してみたところ、お見送り芸人しんいちさんは、「R-1グランプリ2022」ファイナリスト発表で、自分の名前が呼ばれて壇上に上がると、涙がずっと止まらない様子でした。
そんな涙もろい一面がある、お見送り芸人しんいちさん。
”嘘泣き疑惑”はあるものの、「R-1グランプリ2022」で優勝したときの涙は、おそらく本物だったのではないでしょうか。
号泣していたと思われる意見もチェックしてみましょう!
お見送り芸人しんいちさんが号泣していたとコメントしている人は、結構いるようですね!
毒のある芸風ですが、涙もろいこともあり、今回の号泣に関しては演出というより、優勝の喜びによる「嬉し涙」だったのではないでしょうか。
お見送り芸人しんいちが号泣した真相とは?
では一体なぜ、お見送り芸人しんいちさんは「R-1グランプリ2022」で優勝したときに、号泣してしまったのでしょうか。
考えられる理由をピックアップしてみましたので、ご紹介していきたいと思います!
① ラストイヤー
お見送り芸人しんいちさんにとって、「R-1グランプリ2022」はピン芸人として出場できる最後の大会でした。
芸人としてのデビューは2009年。
活動休止期間(2011年4月から2013年10月まで)があるので、芸歴からその期間を差し引いた場合、エントリーできるのは今回までだったようです。
「R-1グランプリ2022」ファイナリストへの道のりは、非常に厳しかったようです。
芸人デビュー当時は、コンビ『しんいちけんぢ』を組んで、大阪で漫才を披露していたお見送り芸人しんいちさん。
上京後、相方さんが消防士を目指すことになり、ピン芸人としての活動がスタートしましたが、約2年半にわたり芸人活動を休止しています。
その後、芸人活動を再開するにあたって、様々な事務所のオーディションを受けた結果、ようやく現在のグレープカンパニーに所属が決まりました。
一度は芸人の道を諦めかけていたようですし、優勝したときは様々な思いがこみ上げてきたのではないでしょうか。
② サンドウィッチマンの存在
お見送り芸人しんいちさんの所属しているグレープカンパニーですが、お笑いコンビ・サンドウィッチマンの伊達さん、富澤さんのお二人が立ち上げたことで有名な芸能プロダクションです。
サンドウィッチマンのお二人は、お見送り芸人しんいちさんにとって、恩人のような存在でした。
まず、お見送り芸人しんいちさんの芸名ですが、その名付け親は伊達さんだそうです。
その理由として、ライブに来たお客さんや芸人の先輩たちに気持ち良く帰っていただけるよう、「お疲れさまでした」とお見送りをすることからとのこと。
また、お見送り芸人しんいちさんのネタは、ギターと歌で行うスタイルですが、それを勧めたのは富澤さんだそうです。
こうした経緯もあって、お見送り芸人しんいちさんは「R-1グランプリ2022」優勝後、サンドウィッチマンのお二人に
あなたたちがいなかったら今はない。ありがとうございますと言いたい
と感謝の言葉を述べていたそうです。
芸人たちの支えがあっての優勝は、喜びも大きかったのではないでしょうか。
③ 親の反対
お見送り芸人しんいちさんは、優勝記者会見で号泣した理由を聞かれた際に、ご両親の話をしています。
どうやら、ご両親の反対を押し切って芸人をやっていたようです。
そのため、優勝賞金の500万円は「一旦、両親に預ける」という話までされていました。
東京に出たての時はお金もいっぱい借りましたし、仕送りもしてもらって、だいぶお金を使わせた。大学のお金もお父さんお母さんが働いていますので……一旦、全部返したい
ご両親から沢山お世話になった分、沢山恩返しをしたいという気持ちが出てきたのかもしれませんね!
まとめ
お見送り芸人しんいちさんが「R-1グランプリ2022」で優勝したときの号泣は演出だったのでは?という”嘘泣き疑惑”について真相を調べてみました。
毒の強い芸風ですが、涙もろい一面もあるようですね!
優勝をきっかけに、メディア出演も増えているようですし、今後もぜひ活躍していってほしいと思います。