2022年12月15日日本時間午後1時10分ごろ、南太平洋にある島国トンガで海底火山が大規模噴火とのニュース。
ニュースでは火山島フンガトンガ・フンガハアパイで大規模な噴火と伝えられていました。
フンガトンガ・フンガハアパイってどんな意味があるんでしょう?
気になったので調べてみました。
フンガトンガ・フンガハアパイ島は2つの島だった!?
トンガで起きた大規模な噴火は火山島フンガトンガ・フンガハアパイで起こったとのことですが、これ、実はもともと2つの火山島なんだそうです。
そしてこの島が出現したのはほんの数年前!
2019年には米航空宇宙局(NASA)のチームが初めて訪れ、現地調査をしているほど注目されているようです。
NASAのゴダード宇宙飛行センターの科学者はフンガ・トンガ=フンガ・ハアパイを火星の火山の形を研究するためのモデルとして使用したとのことです。
フンガトンガ・フンガハアパイ島は2014年に起きた海底火山の噴火で2つの島がつながって誕生した島なんだそう。
当初は数カ月で姿を消すと思われていた島なんですが、NASAの研究では今後6~30年は存続する見通しだということが分かっていたようです。
ただ2022年1月に起きた噴火でどうなってしまうのでしょうか?
フンガトンガ・フンガハアパイ島の意味や由来は?
フンガトンガ・フンガハアパイ島の意味や由来も気になりますよね。
トンガは英語を公用語とする国ですが、トンガ語もあります。
トンガはポリネシアの国ですのでトンガ語もポリネシア語派に属するようです。
ポリネシア語派にはハワイ語、マオリ語(ニュージーランド)、サモア語(サモア)、タヒチ語(タヒチ)などがあります。
トンガ語の例を挙げてみます。
こんにちは は Malo elelei/マロ エレレイ
いくらですか? は Oku fiha?/オク フィハ?
読んでみるとわかるのですが、日本語のローマ字読みに近い気がします。
そのまま読んだら発音できそうな感じ。
そこでフンガトンガ・フンガハアパイ島ですが、表記は
Hunga Tonga-Hunga Haʻapai
となります。
まず、『Hunga フンガ』という言葉を調べていたのですが、トンガ語ではなかなか見つかりませんでした。
しかし、トンガ語と同じポリネシア語派のマオリ語では『Hunga』は『People』 つまり『人』という意味があることがわかりました。
トンガ語でも同じ意味を持つとすれば
『人』+『トンガ』でトンガ人、トンガの人という意味になるのでしょうか。
同様に『Haʻapai ハアパイ』は『Grate』つまり『すごい、すばらしい』という意味だとありましたので
『人』+『すごい』で『すごい人』でしょうか。
あくまで、マオリ語と同じ意味を持つならば、ですが。
引き続きリサーチを続けてみます。
まとめ
トンガで起きた大規模な噴火のフンガトンガ・フンガハアパイ島について、
意味や由来を調べてみました。